コマンドプロンプトでSQLServerを操作するには、sqlcmdを使用します。
sqlcmdがインストールされていない場合は、先に環境を整えてください。
→ [SQLServer] sqlcmdをインストールする
構文
- (sqlcmd構文)
- sqlcmd <オプション>
オプション | 意味 |
---|---|
-S [サーバ名] | 接続するサーバ名を指定する |
-d [DB名] | 接続するデータベース名を指定する |
-U [ユーザ名] | 接続するユーザ名を指定する |
-P [パスワード] | パスワードを指定する |
-E | Windows認証で接続する |
-? | sqlcmdコマンドのヘルプを表示する |
実行例
例)サーバ名とユーザ名のみ指定する
- 実行例
- sqlcmd -S testserver01 -U suzuki Password: 1>
パスワードの入力が促されます
例)サーバ名とユーザ名とパスワードを指定する
- 実行例
- sqlcmd -S testserver01 -U suzuki -P password 1> use mydb
接続後にデータベースを指定してください
例)サーバ名とユーザ名とパスワード、データベース名を指定する
- 実行例
- sqlcmd -S testserver01 -U suzuki -P password -d mydb 1>
例)Windows認証で接続する
- 実行例
- sqlcmd -S testserver01 -E 1> use mydb
接続後にデータベースを指定してください
★SQLServerに接続した後は以下のような感じでSQLを実行できます。
- 実行例
- 1> select getdate() 2> go 2020-03-30 09:34:46.477 (1 rows affected) 1>
入力したSQL文などを実行する時は「GO」を使用します
★終了するには、exitコマンドを使います。
例)sqlcmdを終了する
- 実行例
- 1> exit c:¥>
備考
- sqlcmdコマンドはインストールされていないと使えません。使えない場合は以下記事を参照ください。
⇒ [SQLServer] sqlcmdをインストールする