SQLServerで符号を求めるには、SIGN関数を使用します。
構文
- (SIGN関数の構文)
 - SIGN(<数値>)
 
戻り値の型は引数に指定した値の型によって変わります。
   例)引数:bigint ⇒ 戻り値:bigint
戻り値は1、0、-1、null のいずれかが返ります。意味は以下の通りです。
| 1 | 正数 | 
|---|---|
| 0 | ゼロ | 
| -1 | 負数 | 
| null | NULL | 
サンプル
例)SIGN関数を使ったサンプル
| 
					 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15  | 
						-- 10の符号を求める select sign(10) ⇒1 -- -10の符号を求める select sign(-10) ⇒-1 -- 0の符号を求める select sign(0) ⇒0 -- nullの符号を求める select sign(null) ⇒null  | 
					
備考
- 引数にnullを指定してもエラーにはなりませんが、数値以外を指定するとエラーになります。